SDGsの取り組み｜マルタカ興業株式会社（公式ホームページ）

SDGs Declaration

マルタカ興業株式会社のSDGs宣言

マルタカ興業株式会社は国連が提唱する「持続可能な開発目標（SDGs）」に賛同し、持続可能な社会の実現に向けた積極的な取り組みを行ってまいります。

マルタカ興業株式会社は、昭和48年の創業以来、日本製紙株式会社石巻工場協力会社として、紙・パルプ製造を担っています。

当社は、事業活動を通じてさまざまな社会課題の解決に取り組み、SDGsの達成に向けて貢献してまいります。

2023年10月31日
マルタカ興業株式会社　代表取締役　髙橋幸市

SDGsとは？

SDGsとは「持続可能な開発目標（Sustainable Development Goals）」のことで、2015年9月の国連サミットで採択された2030年までの国際目標です。
「地球上の誰一人として取り残さない（leave no one behind）」という誓いのもと、人間、地球及び繁栄のための行動計画として、「貧困」「健康と福祉」「教育」「働きがい」「気候変動」など17の目標と169のターゲットで構成されています。
SDGsは発展途上国のみならず先進国自身が取り組むユニバーサルなものであり、日本でも積極的に取り組まれています。

SDGs For Manufacturing Industry

製造業のSDGs

製造業が取り組むSDGsとは

経済産業省、厚生労働省、文部科学省の3省が2021年5月に公開した「2021年版ものづくり白書」では、ニューノーマル時代で製造業が生き残るための3つのポイントを「レジリエンス」「グリーン」「デジタル」としています。日本の製造業がニューノーマル時代に対応しながら生き残るため、この3つのポイントを軸としたさまざまな取り組みが求められています。

01.レジリエンス

不確実性が高まる現代で事業を継続するために、これから発生しうる危機・変化に柔軟に対応すること

02.グリーン

カーボンニュートラル（脱炭素化）の取り組みをさらに進めること

03.デジタル

事業をより効率的にするためデジタルトランスフォーメーション（DX）に取り組むこと

製造業に期待される3つの目標

製造業はエネルギー問題や環境問題に大きく関わっています。とくに次の3つの目標は、製造業の取り組みに期待が寄せられます。

GOAL.07

エネルギーをみんなにそしてクリーンに

製品の生産過程では多くのエネルギーを消費します。一社一社がエネルギーを「減らす・作る・効率よく使う」ことを意識して取り組むことが大切です。

GOAL.09

産業と技術革新の基盤をつくろう

日本だけでなく他国、とくに発展途上国において製造業は安定した経済・雇用・社会の基礎となります。持続可能な技術開発を積極的に行うこと、安定した供給を続けられるようインフラやネットワーク構築を支援することなどが求められています。

GOAL.12

つくる責任つかう責任

生産過程で不良品が多く出ると、廃棄物が増えてしまいます。できるだけゴミを増やさないよう、ライフサイクルの長い製品を開発することも大切です。私たち製造業には「つくる責任」があります。

SDGs Initiatives

マルタカ興業株式会社が取り組むSDGs

当社では、従業員一人ひとりが企業活動とSDGsのつながりを理解し、普段の業務のなかで取り組みを実践しています。

事業活動が社会・環境に及ぼす影響を深く理解し、CSR（企業等の社会的責任）の考えに基づいた責任ある対応に取り組んでいます。

具体的な取り組み

社員全員で経営目標を達成するために、各専門部署との協力・連携を大切にしています。また、役員と管理職が出席する会議を毎月開催し、その内容はすぐに議事録化するとともに、社員・従業員へタイムラグなく報告・連絡することで情報共有を徹底しています。
工場で発行されたコンプライアンスカードの活用のもと、情報セキュリティ及び個人情報保護の徹底により、法令を遵守しています。
法令遵守の方針やルールに関する社内規程の整備をしています。
責任者（担当役員）を明確にし、体制を整備しています。
会社が環境に及ぼす影響を抑えるため、当社では工場設置のリサイクルボックスの活用し、雑紙類の回収と段ボールを古紙回収するリサイクル活動に取り組んでいます。
災害が起こったときのために、従業員に対しハザードマップや津波避難経路や緊急時の避難場所確認や定期的な訓練を実施し、有事の際の連絡体制の構築に努めています。
事業継承のために、働きやすい職場作り、職場活性化に向けた各種取り組みの実施しています。

コンプライアンスの徹底や個人情報保護・管理により、社会全体から信頼される企業をめざします。

具体的な取り組み

コンプライアンス（法令遵守）を徹底し、不正な競争に関与しないという方針のもと、社員全員に周知することに取り組んでいます。
コンプライアンス（法令遵守）の徹底し、個人情報の適切な管理を行っています。
知的財産を適切に管理し、保護に努めています。
工場の環境行動計画に基づき、生物多様性に配慮した企業活動を基本としています。紙及びパルプ製造から廃棄物処理に至るまでのあらゆる分野において、環境に与える影響を的確に捉え、環境汚染の防止に努めています。

従業員の一人ひとりが健康で働きやすい職場をめざし、各種制度改善に取り組み、健康管理に努めています。

具体的な取り組み

社内であらゆる差別や人権侵害を起こさないために、当社は、ジェンダー格差のない採用や管理職の登用など差別のない労務環境の提供、障がい者雇用の促進と自立支援のサポートに取り組んでいます。また、リフレッシュ休暇などの福利厚生制度の充実に取り組んでいます。
年間の安全衛生計画をもとに作業前危険予知を徹底し、リスクアセスメントの実施で安全の先取り活動に努めています。また、衛生面については、健康診断の受診やストレスチェックを実施し、従業員の心身の健康を守ります。
多様な人材を募集するため、シルバー人材や障がい者雇用を積極的に窓口を広めると共に、長く勤めていただけるよう適材適所に合った職場へ配属し、誰もが働きやすい環境に努めています。
入社した社員に対して安全教育実施後に配属された職場で、先輩社員より実務を織り交ぜたOJT教育を実施しており、必要な教育・資格支援制度を取り入れています。
雇用形態に関わらず、従業員の公正な待遇の整備を行っています。
労働基準法上の残業規制や、安全衛生法上の過重労働防止措置などについてのコンプライアンスを遵守しています。また、毎月9日をクリーン化の日とし、職場の5S活動（整理・整頓・清掃・清潔・躾）への取り組みを行っています。
働き方の見直しのため、長時間労働を防止し、家庭と仕事の両立を図るライフワークバランスを実現に向けて取り組んでいます。毎週水曜日をノー残業デーとして定め、あらゆる従業員の家庭と仕事の両立を推進しています。

事業活動のあらゆる領域で、環境負荷低減に取り組み、持続可能な社会の実現に貢献します。

具体的な取り組み

有害物質については取り扱う前に、職場内でSDSをもとに有害性について情報を共有し、化学物質リスクアセスメントを行い環境に配慮した取り組みを行っています。また当社では化学物質管理者を選定しています。
オフィスのみならず、製造の職場についても廃棄される紙類及び段ボール類プラスチック類を分別し、資源化に貢献しています。
自社の活動において、環境に配慮した製品を取り扱うために、製造プロセスで排出される廃プラスチックや紙くずなどをバイオマスボイラーで燃料化して再利用することで、環境に優しい製品の提供を実現しています。
オフィスから出る紙類を分別し、資源化する取り組みと製造現場においては業務で排出された紙製品を溶かす機械で離解し、再利用できるようリサイクルしています。
製造プロセスで発生した排水の処理は工場の環境部門へ集約され、安全な水として排出しています。
天然資源を持続的に利用するために、使用後の段ボールの再利用や、リサイクルに努めています。
工場で使用している木材については、工場で保有している自社林から調達し、適切な計画と管理の上で持続的な資源として活用しています。

地域の社会課題を解決するため、人々が安心して暮らせる環境作りに取り組んでいます。

具体的な取り組み

社会課題を解決する製品を展開するために、製品ライフサイクルにおける廃棄物の発生防止、削減、再利用に対する取り組みを行っています。社会課題解決に貢献できる製品に貢献しています。
みやぎ移流・交流ガイドに登録し、Uターンを希望する方への求人を掲載しています。